キャットフードの添加物


穀物が配合されている以上に、猫のエサに気を付けなければならないものとして添加物があります。品質を長く保持するためには、添加物の配合が必須となるため、ある程度は必要かもしれませんが、キャットフードによっては過剰に添加物を含んでいるものもあります。かつては、セミモイストタイプに、保湿や制菌を目的としてポロビレングリコールが配合されていました。犬には特段の変化は見られませんでしたが、猫においては、赤血球中のハインツ小体の増加や赤血球数自体の変化が認められたため、現在では猫用のエサに用いることが禁止されています。

保存量や赤色着色剤として用いられることが多い亜硝酸ナトリウムは、肉に含まれている色素と反応することで鮮やかな赤色に発色します。肉は時間が経つと酸化して黒くなりますが、亜硝酸ナトリウムを使用すると長く赤色を維持することができるのです。しかし、食肉に含まれているアミンと化学反応を起こすことで、強力な発がん性物質であるニトロソアミンという物質を産生します。これら以外にも、食感や匂い、嗜好性を高めるためにさまざまな添加物が配合されていることが考えられます。どれほど猫の健康に影響するかは明らかにはなっていませんが、できれば、天然由来成分が豊富で人間が誤って口にしても、問題のない安全なものを選ぶことをおすすめします。